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暮らしランプ なかの邸

「おばんざいとお酒 なかの邸」は、京都府長岡京市にある国登録有形文化財<中野家住宅>にあります。長岡京市調子地区の旧西国街道沿いに位置し、古い街道筋の面影を今に伝えている貴重な建物として、2010年9月に国登録有形文化財に登録されました。数寄屋大工であり京都の町家を100棟以上も手がけた九代・北村傳兵衛が改修にたずさわり、主屋・茶室・土蔵が国の有形登録文化財に登録されています。

なかの邸は、障がい者支援団体である一般社団法人暮らしランプが運営しています。2017年、長岡京市から中野家住宅を活用するプロポーザルに選ばれ、なかの邸のプロジェクトは始まりました。一般的に障がい者の就労は、日中が多いのが現状です。しかし、社会には障がいの特性や生活リズムなどの関係で、夜間に就労を希望しながら働く場所がない人たちがいます。なかの邸は、「障がいのある人が、夜間に就労をすることができる飲食事業」として2019年オープンしました。この取り組みは、新しい福祉の形をつくるプロジェクトを支援する、日本財団の「はたらくNIPPON!計画」に採択され、地域に根ざした障がい者就労支援のモデルとなることを期待されています。

飲食事業のほか、珈琲事業も手掛けています。建物内の蔵を改装し、焙煎機を設置。主に高次脳機能障害(病気や事故により後天的に脳に損傷を受けた障害)の人たちが働いています。原料の生豆は環境負荷の小さな農業を支援する、株式会社坂ノ途中の海外契約農園から農薬・化学肥料不使用のものを仕入れ、欠損豆を1つ1つ丁寧に取り除くスペシャルピッキングの工程を経て、豆の状態に合わせオリジナル焙煎で仕上げています。

近年、急速に失われつつあるラオスの豊かな森を守りながらコーヒーを育てる「森をつくる農業」プロジェクトが始まっています。
産地のロンラン村の、木々の陰でゆっくり熟した赤い実だけを一つ一つ丁寧に手摘みで収穫された生豆を使用。
じっくり深くローストすることで、コーヒーの甘みを引き出しました。
苦みと甘みのバランスの取れたフレーバーのコーヒーです。

厳選して仕入れたグアテマラ産・ブラジル産の生豆をスペシャルハンドピックし、「香り」「酸味」「コク」「苦み」4つのバランスがとれたブレンドに仕上げました。
口当たりが滑らかで飲みやすいオリジナルカフェオレベースです。
香料不使用、無添加。
4~6倍希釈タイプで15~25杯のカフェオレが楽しめます。これからの季節は、温かいミルクでホットカフェオレも〇。カクテルにもおすすめです。

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